【解説】仕事で休みを取る手順:これを読めば休んでいい理由がわかる

体調不良

 

休みたくても「休みたい」と言えない……
よーいち
なんで?
だって、評価を下げられるかもしれないし、「え? 休むの?」と嫌な顔をされそうで……
よーいち
そんな悩めるあなたはこの記事を読んでください
……休んでもいいですか?
よーいち
もちろんです! この記事を読めば、気持ちよく休むことができますよ

 

■結論

最初にはっきり言っておきます。「しんどいな……」「休みが欲しいな」と思ったら、休んでいいです!

なぜなら、会社にとって、あなたが100%の力で働いてもらうことが有益だからです。

例えば、(A)体調が悪くて80%の力で1ヶ月働くよりも、(B)3日間しっかり休養を取って100%の力で働いてくれた方が会社はありがたいからです。

1ヶ月に20日働く場合

(A)80%× 20日=1600労働

(B)100%×(20日-3日休み)=1700労働

この計算は単純簡潔ではあります。

ですが、「しんどい」と思いながら働いていたとしても、今以上に悪化する可能性だってあります。

僕が1番言いたいのは〈休むことは恥ではない〉ということです。

その理由と休む手順を簡単に解説していきたいと思います。

 

■手順

step1.心身に異常を感じたら

心身の異常

「ん? なんかいつもと違う」と思ってもそれぐらいで仕事を休むなんて人はいないと思います。

しかし、その症状が重くなってきた時、どのタイミングで休めばいいのか分からないものです。

「ぶっ倒れるまで働く!」という人も中にはいると思います。僕もそうでした。

ちょっと体調悪いぐらいで今すぐ休むほどではないですが、こんな時、周りの同僚や上司に「最近、調子が悪くて(具体的にどこがどう悪いのか)」と話しておくといいでしょう。

なぜなら、本当にしんどくなってからでは言い出しにくいからです。それに、現状を伝えるのは社会人として当然のことです。

なので、前もって言っておくと、いざという時に言い出しやすくなります。

言い出しやすい環境を自分で作っておくと気持ちも楽になるのでオススメです。

 

step2.休みたいと思ったら

「……しんどい。休みが欲しい。でも働けないわけでもない」こんな時は誰かに相談するのが1番です。

周りに、よく休んでいる人がいないか思い浮かべてみてください。

よく休みを取っている人は一体どういうマインドを持っているのでしょうか。何事にも動じないマインドを持っているのでしょうか。そんな訳はありません。

その人にはその人なりの仕事への流儀を持っているはずです。

その人の話を聞いてみるといいと思います。仕事への向き合い方の参考になるはずです。

僕の例を言うと、友達T君がよく休む人で、「あいつは急に体調が悪くなってよく休む」と周りから言われていることを彼自身も知っていました。

実際、1ヶ月に1回は休んでいると言います。

しかし、T君は自分なりの〈仕事への流儀〉を持っていました。

●昨日までは体調が良くても、朝になって体が動かない時がある。これはどうしようもない。

●休むと周りに迷惑をかけているのは分かっているが、体調が悪いまま働いても迷惑になると思う。

●だから、上司に「僕は体調が悪い時は休みます」と言っている。

体調が悪くなりたくて悪くなっているのではない。

不当な理由で休むのではないことが分かっていただけたと思います。

 

step3.休むか出勤するか迷ったら

今思っていることをそのまま上司に伝えましょう。言いづらければ、話しやすい同僚に相談してみましょう。

いきなり「休ませてください」と言うよりも「最近、体がしんどくて、今日もなんとか頑張ったけど、やっぱりしんどくて……」と素直な気持ちを伝えれば、上司も受け入れやすくなるはずです。

もしも、万が一、「あっそう、だったら明日も頑張れるよな?」と言って来るようなら、他の人(別の上司)に相談するか、人事異動も視野に入れるのも1つの方法です。

穏便に、ことを荒立てても誰も得はしませんので、ここは冷静になって対処していきましょう。

「しんどいのに冷静になれるかよ!」と思うなら尚更、誰かに相談しましょう。

誰かに相談することで物事が整理され、自分を客観視することができ、論理的に考えることができるからです。

慌てず落ち着いた気持ちで「今こんなふうにしんどいんだけど、あなたならどうする?」と、話を聞いてくれそうな人に相談してみてください。

 

step4.上司に伝える時のポイント

はっきりと理由を説明して「休ませてもらいたいと思っています」と伝えましょう。

ここで重要なのは〈下手したてに出ない〉ことです。

「悪いと思ってるんですが……」「迷惑をかけていることは重々分かっているのですが……」なんて言うと、「そう思うんだったら働いてよ」と言い返したくもなります。

下手したてに出ず、卑屈にならず、かと言って偉ぶることもなく、堂々とした態度でいましょう。

「体調が悪いのに堂々?」と思う人もいるかと思いますが、ここで優柔不断でいては、結局無理をすることになります。

(1)どんな症状なのか

(2)体調不良の理由(分からない場合は病院へ行く旨を伝える)

(3)何日間の休みが欲しいか

このように、言うべきことを3つくらいに絞れば、緊張せずに言えると思います。

 

step5.電話か LINEか メールか 口頭か

スマホ

普段通りの連絡手段でいいと思います。

これは職場の風潮や上司の器量にもよる所があります。

LINEの連絡で済む場合もあれば、ダメな場合もあります。

絶対に直接口頭で言わなければならない場合もあると思います。

 

結局の所、今までの〈上司との付き合い方次第〉とも言うことができると思います。

いろんな会社があって上司がいると思いますが、自分に合った上司ばかりではありません。

そんな時こそ、相談できる相手を1人でも作っておくと、心強い味方になってくれます。

(もちろん、その相手が困っていたら助け合うことは言うまでもありません)

 

■最後に

1日でも休みを取ると、本当に体が楽になります。

後々になって長期休暇を取ることになって「あの時、休んでいたら」と後悔しても遅いですし、会社にとっても労働力が減ることは損失に他なりません。

休みたくても休めない仕事もあることは分かっていますが、それでも僕は「休んでください」と言いたかったのです。

人生は長い。

だからこそ、健康でいることが何よりも価値のある人生だと思うのです。

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

よーいち

高校中退→ニート→定時制高校卒業→フリーター→就職→うつ→休職→復職|うつになったのを機に読書にハマり、3000冊以上の本を読みまくる。40代が元気になる情報を発信しています。好きな漫画は『キングダム』です。^ ^

-仕事・生活の悩み

© 2024 Powered by AFFINGER5