お守りの作り方をご紹介します。
所要時間は10分分ほどですが、見栄えはよく、受け取ったほとんどの人に喜んでもらえます。
大きさは縦6.5センチ、横4センチ。手のひらサイズです。
友だちにあげたら、後日、「めっちゃ喜んでたわ」との声をいただきました。
準備するもの
・折り紙1枚
・厚紙(折り紙の底に入っているものでOK)
・白い紙(何でもOK。折り紙でもノートでも可)
・定規
・セロテープ
・のり
・つまようじ(針やペンでもOK)
・カラーモール15センチ(110円)
・袋(折り紙の透明袋でOK)
工程は「折り紙パート」「厚紙・結び目パート」「背面紙・包装パート」の3つです。全部で10分ほどで作れます。
※タイトル写真は和柄の折り紙を使っていますが、このブログでは折り方を分かりやすくするために赤い折り紙を使っています。
■折り紙パート(所要時間1〜2分)
・お守りの本体部分を作ります。
(1)折り紙を半分に折って、折り目をつけます。
(2)中央の折り目に合わせて、左右を折ります。
折るとこのようになります。
(3)上下の角を三角になるように、中央の折り目に向けて折ります。
まずは上から
次は下
(4)左右を中央に向けて折ります。
(5)半分に折り、上の三角を内側に折り込みます。
半分に折って
上の三角を折ります。
このようになります。
これで折り紙パートは終了です。
■厚紙・文言・結び目パート(4〜5分)
・厚紙はお守りの中に入れるのに使います。
・文言は「健康祈願」「長寿祈願」「家内安全」などの言葉です。いい言葉が思いつかない場合は「笑門来福」がおすすめです。
・結び目はお守りの上部に付けるのに使います。
(1)厚紙を切ります。縦4センチ、横3センチ。
厚紙は、折り紙の底に入っているものでOKです。厚みを持たせたい場合は厚紙を2〜4枚重ねてみてください。
ハサミで切ります。
(2)切った厚紙を折り紙の中に入れます。
(3)折り紙の内側に「のり」を塗り、閉じます。
(4)文言を作ります。(白い紙なら何でもOK)(手書きでもパソコンで作成してもOK)
縦4.5センチ、横2センチ。文言の周りに二重線を引くと雰囲気が出ます。
(5)ハサミで切り、のりで貼ります。
(6)カラーモールで結び目を作ります。
まず半分に折ります。
(7)モールの先を曲げて、図のように、真ん中を少しはみ出るような形にします。
これを左右同じにするとこんな形になります。
(7)真ん中下側を上に曲げて、結び目の後ろまで折り曲げます。
グイッと上に持ち上げるように曲げて
後ろに折り曲げます。
横から見たら、こんな感じです。この後ろにできる「出っ張り」が0.5センチ〜1センチほどあればOKです。
最初は難しいですが、2〜3回もしたらすぐにできるようになります。
(8)「つまようじ」でお守りの上部に穴を開け、その穴に結び目の「出っ張り」を差し込み、裏側にテープを貼って固定します。
これで、このパートは終了です。
あともう一息です。
■背面紙・包装パート(所要時間3〜4分)
ちょっとした工夫で、折り紙のお守りに高級感を持たせることができます。
・背面紙はお守りの背面に敷くのに使います。
・お守りを包装します。
(1)背面紙を2枚作ります。
1枚目は厚紙……縦11.5センチ、横4センチに切ります。
2枚目は白い紙……縦11.5センチ、横4センチ(さっきの厚紙と同じサイズ)に切ります。
外枠を赤ペンでラインを引きます。
右側の上部に、「開運」と赤ペンで書いてマルで囲みます。(写真には「開運 福福」と書いています)
左側の上部に、「あなたに 幸多い日々が 訪れますように」と赤ペン書きます。(パソコンで作成してもOK)
(3)包装する袋を作ります。(折り紙が入っていたビニールの袋でOKです。)
縦14センチ、横5センチに切ります。
ハサミで切る際、切るところを書いた部分が残らないように、少し内側を切るようにしてください。
(4)切り取った箇所にテープを貼って袋をつくります。
テープがくしゃくしゃにならないように注意して、きれいに折り曲げます。
(5)お守りと背面紙2枚を包装袋に入れます。
完成です。
和柄の折り紙で作るととても綺麗なお守りを作ることができます。100円SHOPに売っていますので、ぜひ綺麗な和柄を選んでください。
【最新】2023年11月3日
お正月に渡すお守りを作りました。
100円ショップで和柄の折り紙を買って作りました。
●余談 母のこと
僕は去年、70歳の母の誕生日プレゼントにアロマを送ったのですが、反応はイマイチでした。
まずアロマが何なのかよくわかっておらず、使い方も1から説明。やっと理解したと思ったら、すでにサプライズ感は無くなっていて、何だか、ちょっぴり残念な気持ちになりました。
やっぱり、プレゼントというのは(特にサプライズは)、わかりやすいものが1番だと思いました。
食べ物は食べている時は嬉しいですが、食べたら終わりです。舞台や音楽も同じです。服や装飾は本人の好みをよく調べないと身につけてはくれないでしょう。
母が何を望んでいるのかを考えてみると、老年にさしかかり、衰えていく身体に日々不安を覚えているのではないかと思いました。
「今できることができなくなったらどうしよう」
「認知症でワケがわからなくなったらどうしよう」と。
そこで、母の不安を完全に消せないとしても、気持ちが和らぐような物は何だろうと考えた結果、「お守り」という結論に至りました。
母は「きれいやなぁ」「ええなぁ」と言って手に持ち、1分間じーっと眺めていました。今ではリビングのテレビの横に飾っています。