【報告書・議事録・企画書の書き方】即効性あり。3つの論理で基本が分かる。

 

 

こんにちは。よーいちです。

 

一生懸命時間をかけて作った書類を、上司に「なんだこコレは!? やり直しだ!」と、何度も書き直しをさせられた事はありませんか?

 

  • 毎回のようにやり直しをさせられる
  • まとまりのない文章だと叱られる
  • どこがどう間違っているのか分からない
  • 上司に教えてもらったが今もよく分からない
  • 文章を書くのが苦手だ

 

この記事では、このような課題を解決する内容となっています。

その中でも「報告書」「議事録」「企画書」で頭を悩ませている人が多いので、この3つに絞って、その共通点を抜き出し、基礎的な書き方を解説します。

5分で読めてすぐ使えます。

参考にしてみてください。

 

現状+考え=結論

報告内容を的確に文章にするためには、誰が読んでも分かるような、筋道が通った文章を作成します。

その基礎となる思考は「現状」「考え」「結論」です。

この3つの思考だけで、いとも簡単に文章を作成する事ができます。

 

step1.現状

まず最初に書く事は「現状」です。

「今」を書きます。

(「今、こんな業務をしている」「最近の様子はこうだ」という内容を書きます。)

ポイントは、客観的に書く事。

主観(思った事)ではなく、事実(起きた事・起きている事)のみを書きます。

 

報告書(現状)の例

〇月〇日〇時、□□で、△△を実施しました。

議事録(現状)の例

〇〇の実績は良好である。

企画書(現状)の例

〇〇の悩み、不満の声が多く寄せられている。

 

できるだけ詳しく、日時や場所などを書く場合はハッキリと正確に書きましょう。

 

step2.考え

次に、現状に対しての「考え」を書きます。

たとえば

売り上げが下がっているのであれば、上げる手立てを考えなければなりません。

売り上げが好調ならば、新たな販売展開も考えられます。

世間のへの対策を考える必要もあるでしょう。

 

報告書(考え)の例

〇〇の課題が判明しました。

議事録(考え)の例

しかし、新たな販売展開が求められている。

企画書(考え)の例

悩みを解決するための意見が集められた。

 

このように、未来を推測した内容を書きます。

 

step3.結論

「現状」と「考え」を書きました。

最後に、その2つの前提を踏まえた上で導き出された「結論」を書きます。

 

報告書(結論)の例

つきましては、〇〇を行い、課題の解決に取り組みます。

議事録(結論)の例

新たな販売店舗と流通経路の調査を行い、それに伴う人材確保のために雇用募集を掲載します。

企画書(結論)の例

悩みを解決できる新商品の開発チームを作ります。

 

結論として、どういう行動・対策を行うのかを書きます。

 

 

では、「報告書」「議事録」「企画書」のそれまでの3つの例文をまとめます。↓

 

報告書まとめ

報告書

(現状)〇月〇日〇時、□□で、△△を実施しました。

(考え)〇〇の課題が判明しました。

(結論)つきましては、〇〇を行い、課題の解決に取り組みます。

 

業務の報告書は、事実を正確に記載し、今後どうするのか結論を書く。そして説明を詳細に記入します。

写真や表・グラフなどは、別紙添えとします。

 

議事録まとめ

議事録

(現状)〇〇の実績は良好である。

(考え)しかし、新たな販売展開が求められている。

(結論)新たな販売店舗と流通経路の調査を行い、それに伴う人材確保のために雇用募集を掲載します。

 

会議の議事録は、課題を明らかにして、話し合われた内容を簡潔に書く。

議事録作成の目的は経過や決定事項を記録として残す事なので、個人的な意見は記載しません。

 

企画書まとめ

企画書

(現状)〇〇の悩み、不満の声が多く寄せられている。

(考え)悩みを解決するための意見、アイデアが集められた。

(企画書の例)悩みを解決できる新商品の企画を提案します。

 

テーマを提示し、趣旨・目的を明らかにして、具体的な売り上げ向上案を記載します。

成果予測、売り上げ目標、経費の予算、コスト、販売実施日などを明確に提示します。

企画書の目的は、承認される事です。わかりやすくなるように、メリットや利益を明記します。

 

注意点

・個人的な意見は書かない。

・曖昧な事は書かない。

・誰が見ても分かるように簡潔に書く

・筋道が通った文章を心がける

・同じ内容が重複していたり、不適切な言葉遣いがないか、必ず確認する。

 

総括まとめ

「報告書」「議事録」「企画書」はあらかじめ文書フォーマットを作っておくと、のちのち便利なので、一度作った書面の記録は保存して残しておく事をおすすめします。

詳細を分かりやすくする為、イメージしやすくする為に、別紙を作成して添付するのもいい方法です。

 

やり直しをさせられる事があっても、どうしてダメなのか、その法則をしっかり理解するように心がけましょう。

何のために書類を作成しているのかが頭に入っていれば、これ以上頭を悩ます事もないでしょう。

 

いい文章は書かなければ上達しないので、下手でもいいから、とりあえず書いてみることから始めてみてください。

 

この記事によって、あなたの気苦労が解消されれば幸いです。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

 

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よーいち

高校中退→ニート→定時制高校卒業→フリーター→就職→うつ→休職→復職|うつになったのを機に読書にハマり、3000冊以上の本を読みまくる。40代が元気になる情報を発信しています。好きな漫画は『キングダム』です。^ ^

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