
2024年1月7日 NHKの大河ドラマ『光の君へ』がスタートしました。
女優・吉高由里子さん演じる紫式部の人生が描かれます。
ところで、源氏物語の本はたくさん出版されていることはご存知でしょうか?
「小説」「解説本」「漫画」など、多種多様な『源氏物語』の中から8冊を厳選してご紹介させていただきました。
ぜひチェックしてみてください。
もくじ
『源氏物語』まんがで読破(文庫本)
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価格:792円 |
(※漫画・全1巻です)
まんがで読破の特徴
- 漫画でサクッと読める
- 1冊でおおまかな概要が分かる
- 安い
- 省略されている部分が多め
- 初心者向け
僕が『源氏物語』を初めて読んだ本(漫画)です。
書籍が苦手な人にとって手に取りやすく面白いと思えた本でした。
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【解説】紫式部『源氏物語』(まんがで読破)|結論|あらすじ|ハイライト
まさに 平安貴族の恋模様 光り輝く皇子〈光源氏〉は宮中を舞台に愛を探し求め、たくさんの女性と浮世を流す——。 よーいち光源氏の ...
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『源氏物語』マンガ古典文学(文庫本)
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源氏物語 上 マンガ古典文学[本/雑誌] (小学館文庫 Kは 1- 1) / 花村えい子/著 価格:660円 |
(※漫画・全3巻。上巻のみ表示しています)
マンガ古典文学の特徴
- 少女漫画風
- 各章ごとに相関図がある
- 全3巻(上・中・下)
- 会話多め
- 初心者向け

一つ一つの話が丁寧に描かれています。
時代背景や俳句の訳註も多めで分かりやすいのが良かったです。
『源氏物語』マンガ日本の古典
ワイド版
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ワイド版 マンガ日本の古典3 源氏物語 上 (全集) [ 長谷川 法世 ] 価格:1650円 |
(※漫画・全3巻。上巻のみ表示しています)
文庫本
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価格:649円 |
(※漫画・全3巻。上巻のみ表示しています)
マンガ日本の古典の特徴
- 源氏絵風
- 日本美術を味わえる
- 各章の1ページ目にあらすじがある
- 全3巻(上・中・下)
- 絵の動きが少なめ
- 表情が少なめ

源氏絵の中の人物が動いているような作品です。
平安時代の雰囲気が感じられる一方、淡々としていて読むのには根気がいりました。
『源氏物語 解剖図鑑』
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【3980円以上送料無料】【OPEN記念全品ポイント5倍】源氏物語解剖図鑑 平安人の暮らしとキモチがマルわかり/佐藤晃子/文 伊藤ハムスター/イラスト 価格:1760円 |
(※解説本です)
源氏物語解剖図鑑の特徴
- 男性キャラの顔は犬のイラスト、女性キャラの顔は猫のイラスト
- キャラの特徴が分かりやすい
- 各章2ページで読みやすい
- 当時の文化や慣習、制度を解説
- 全54章が丸わかり
- 小説や漫画と照らし合わせて読む必要あり

小説や漫画を読んでいてイマイチ分からない時にとても役に立ってくれた解読本です。
当時の時代背景が図解やイラスト入りで分かりやすかったです。
『眠れないほどおもしろい源氏物語』(文庫本)
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眠れないほどおもしろい源氏物語 (王様文庫) [ 板野 博行 ] 価格:891円 |
(※解説本です)
眠れないほどおもしろい源氏物語の特徴
- キャラ別で読める
- ラジオ(1人語り)を聴いているような文章で読みやすい
- 各章ごとに2ページ漫画あり
- 各章ごとに「相関図」「レーダーチャート」「キャラの年齢」がある
- 各章の最後にまとめ(ダイジェスト)があって理解しやすい
- 原作のストーリーのどの章なのかが分かりにくい
ちょっとした合間に読める本です。
気になるキャラのところだけを気軽に読めるので敷居の低い1冊です。
『息つく暇もないほど面白い源氏物語』(文庫本)
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息つく暇もないほど面白い『源氏物語』 (王様文庫) [ 由良弥生 ] 価格:792円 |
(※小説です)
息つく暇もないほど面白い源氏物語の特徴
- 現代ドラマ風
- ドロドロ恋愛劇
- 8人の女性の恋愛物語を抜粋
- 図解なし イラストなし
- 原作のストーリーのどの章なのかが分かりにくい

女性の心が怖いほどリアルに描かれていてドキドキハラハラしました。
俳句の意味が愛を超えてホラーに聞こえてくるのは僕だけでしょうか……。
『源氏物語 ビギナーズクラシックス 日本の古典』(文庫本)
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源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) [ 紫式部 ] 価格:1056円 |
(※解説本です)
ビギナーズクラシックス 日本の古典の特徴
- 教科書風(テキスト形式)
- あらすじ・現代語訳・原文の順で解説
- 総ルビありで読みやすい
- イラストあり
- 少々堅苦しい
- 古典文学を勉強するのに最適
『源氏物語』を古典から勉強しようと思って読んでみた一冊。
しかし細かい字がビッシリと書かれていて少々読みづらい印象でした。
『源氏物語』角田光代訳
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『源氏物語』完結記念 限定箱入り 全三巻セット [ 角田 光代 ] 価格:11550円 |
(※小説・全3巻です)
角田光代訳の特徴
- 現代語訳で読みやすい
- 人物系図が各章にあるので、人間関係が分かりやすい
- 時代背景が分かりやすい
- 全3巻
- 原文に忠実

内容は重厚で、1巻を読むのに1ヶ月かかりました。
現代小説のようにラブストーリーを楽しめる作品です。
これから『源氏物語』を読むあなたに
『源氏物語』の世界には様々な感情が散りばめられています。
悲しくなったり
切なくなったり
恋しくなったり
うっとりしたり
涙が止まらなかったり
想いに耽ったり
諦めたり
諦められなかったり
激しく嫉妬したり
攻撃的になったり
嬉しくなったり
絶望したり
どハマりしたり
ドン引きしたり
今の時代とは暮らしや生き方も随分違いがあるでしょうが、思ったり欲したりするものは同じだなぁと思います。
寂しくて、人恋しくて、恨んだり、呪ったり。
そんなふうに、今を一生懸命生きている人たちの姿が描かれていて、なんとも言えない感動を与えてくれます。
余談:大河ドラマ『光る君へ』について

ドラマの序盤で『源氏物語』のことは一切描かれていませんでしたので、周りの人からは「思っていたのと違っていた」「あんなストーリーとは思わなかった」という声を聞きます。
僕も少々寂しい気持ちにはなりましたが、平安時代の資料や文献はほとんど残っていないので、脚色が多めであることは仕方がないことと思っています。
でも、その時代の人物や時代背景を目にすることはとても新鮮で嬉しい気持ちになりました。
紫式部という名前は女房名(宮中での呼び名)で、本当の名前は分かっていません。
紫式部の”式部”は、お父さんの官職名・式部丞からきています。
”紫”は、『源氏物語』で紫にちなんでいるキャラがいるところから、紫式部と呼ばれるようになったそうです。
『枕草子』の作者・清少納言も、お父さん・清原元輔の”清”と、兄弟の官職名・少納言”を合わせた呼び名だと考えられています。
(ちなみに、清少納言役はファーストサマーウイカさんですね。紫式部と清少納言の間にはライバル心があったとされていますので、二人のシーンは必見です)
ところで、『光る君へ』は宮中の権力争いがメインとなっています。
それを面白いかそうでないか、人によって感じ方に違いはあるでしょうが、平安時代の世界観に浸れるには充分なドラマだと思います。
ストーリーが進んでいけば、まひろ(紫式部)が『源氏物語』を書くシーンが描かれると思います。
そのとき、どんな演出がなされるのか、『源氏物語』を読んだ宮中の反響はどうだったのか、とても楽しみにしています。
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