それが【まんがで読破】
もくじ
【まんがで読破】とは
書籍を漫画にした本
書籍を漫画にしたのが【まんがで読破】です。
漫画にしてくれているので、とても読みやすく分かりやすいのが特徴です。
そしてなんと言っても、何十〜何百冊(巻)から成る書物や文献をたった1冊にまとめてくれているのが1番のメリットです。
1冊です。
(※編集・割愛されている場合がありますが)どんな超大作も1冊です。
価格は
ほとんどの作品は税込で607円です。
本体価格が552円で、+10%税(2023年の時点)なので、=607.2円で販売されています。
ほとんどと言ったのは、作品の中にはページ数が多い作品もあるからです。
まとめると以下の通りです。
ページ数 | 定価(税込) | 作品名 |
192 | 552円(607円) | ほとんどの作品 |
192 | 600円(660円) | シャーロックホームズ 緋色の研究 菜根譚 |
192 | 648円(712円) | 名作古典落語 |
192 | 700円(770円) | 痴人の愛 |
256 | 724円(796円) | パンドラの匣・ヴィヨンの妻 |
384 | 876円(963円) | カラマーゾフの兄弟 ユリシーズ 失われた時を求めて 水滸伝 旧約聖書 三国志 平家物語 |
384 | 900(990円) | 雇用・利子および貨幣の一般理論 |
大雑把に言うと、ページの多い本は高めになっています。
(※ 一部の作品は新版が出版されており、定価750円(税込み825円)となっています。)
作品数、ジャンルは
作品は全部で139作品。
ジャンルは、小説(日本)、小説(海外)、文学・文芸、歴史・回顧録、聖典・宗教、哲学・思想、社会科学・自然科学など。
「タイトルだけは知ってる」という作品が多いと思います。
サイズ(大きさ)は
文庫判と呼ばれる、W105mm × H148mm で、鞄で持ち運びしやすいコンパクトなサイズとなっています。
少年漫画のサイズより、やや小さめと思ってもらっていいです。
読書にかかる時間は
1〜2時間ほど。
厚めの作品は3〜4時間ほど。
原作を読む時間と比べると短い時間で読むことができます。
内容は原作のまま?
作品によって割愛(カット)されています。割愛の量は作品によってまちまちです。
小説はおおむね、原作に近い形になっています。
ですが、例えば「古事記」は、日本誕生の話からイザナギ、イザナミ、アマテラス、スサノオの話と順に続いて、その後はメインとなる話のみで構成されています。
哲学や論文などは、オリジナルストーリーに沿って説明がなされたり語られることもあります。
例えば、著者の人生と時代背景を軸に「こういう悲惨な出来事が起きたのはこんな理由があったから」といったふうに説明されたり。
現代で悩んでいる人に対して、著者が「原因はこういう思考から来るものだから、ああいう思考を持つと解決する」といったふうに説明されています。
メリットは
・わかりやすい
・読みやすい
・低価格
初心者にはハードルが低いというのが1番の特徴ですね。
デメリットは
・面白みが半減
・人物のイメージが違う場合がある
・想像力がつかない
原作が小説の場合、ストーリーの本質は同じでも文章の表現やストーリーの描写を楽しむことは出来ません。
そういった意味では原作の方が面白いと言えるでしょう。
また、絵を見れば登場人物の顔や表情がすぐに分かる反面、想像する楽しみもなくなってしまいます。
「主人公の顔のイメージが違ってた!」なんてこともあるかもしれません。
出版社は
イーストプレス社。
東京の出版社で、一般書籍、児童書、漫画、写真集など、さまざまなジャンルの本を刊行しています。
漫画は誰が描いてるの?
バラエティアートワークス。
名作文学の漫画化を企画し、制作や編集をする会社です。
作品紹介
【まんがで読破】には出版された順に作品番号があります。
しかし、ここでは分かりやすく一覧していただくために、ジャンルで分類して、著者と著書を五十音順に紹介します。(尚、ジャンルの区分けについては個人の判断で行っています)
著者は太文字、著書を「」で表記しています。
(例)
夏目漱石
「こころ」
小説(日本の作家)
芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)
「或阿呆の一生」
「羅生門」
井原西鶴(いはらさいかく)
「好色一代男」
小栗虫太郎(おぐりちゅうたろう)
「黒死館殺人事件」
梶井基次郎(かじいもとじろう)
「檸檬」
小林多喜二(こばやしたきじ)
「蟹工船」
坂口安吾(さかぐちあんご)
「堕落論・白痴」
島崎藤村(しまざきとうそん)
「破戒」
「夜明け前」
太宰治(だざいおさむ)
「斜陽」
「津軽」
「人間失格」
「パンドラの匣・ヴィヨンの妻」
谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)
「痴人の愛」
田山花袋(たやまかたい)
「蒲団」
夏目漱石(なつめそうせき)
「こころ」
「それから」
「坊ちゃん」
「明暗」
「夢十夜」
「吾輩は猫である」
正岡子規(まさおかしき)
「病状六尺」
宮沢賢治(みやざわけんじ)
「銀河鉄道の夜」
森鴎外(もりおうがい)
「舞姫」
夢野久作(ゆめのきゅうさく)
「少女地獄」
「ドグラ・マグラ」
小説(海外の作家)
ヴェルヌ
「十五少年漂流記」
H・G・ウェルズ
「宇宙戦争」
エドガー・アラン・ポー
「モルグ街の殺人」
カフカ
「変身」
ゲーテ
「ファウスト」
「若きウェルテルの悩み」
コナン・ドイル
「シャーロックホームズ 緋色の研究」
サン=テグジュペリ
「夜間飛行」
シートン
「動物記」
シェイクスピア
「ヴェニスの商人」
「ハムレット」
「マクベス」
「リア王」
施耐庵(したいあん)
「水滸伝」
ジョージ・オーウェル
「1984年」
ジョイス
「ユリシーズ」
スタンダール
「赤と黒」
スティーブンソン
「ジキル博士とハイド氏」
セルバンデス
「ドン・キホーテ」
ツルゲーネフ
「父と子」
ディケンズ
「クリスマスキャロル」
デュマ・フィス
「椿姫」
デュマ・ペール
「モンテ・クリスト拍」
ドフトエフスキー
「悪霊」
「カラマーゾフの兄弟」
「地下室の手記」
「罪と罰」
トルストイ
「アンナ・カレーニナ」
「戦争と平和」
「復活」
フィッツ・ジェラルド
「グレート・ギャツビー」
ブルースト
「失われた時を求めて」
ヘルマン・ヘッセ
「車輪の下」
ミルトン
「失楽園」
メルヴィル
「白鯨」
モーパッサン
「女の一生」
ユゴー
「レ・ミゼラブル」
ルソー
「エミール」
魯迅(ろじん)
「阿Q正伝」
作者明記なし
「西遊記」
文学・文芸
清少納言(せいしょうなごん)
「枕草子」
兼好法師(けんこうほうし)
「徒然草」
ダンテ
「神曲」
紫式部(むらさきしきぶ)
「源氏物語」
ランポー
「地獄の季節」
作者明記なし
「百人一首」
「名作古典落語 芝浜・死神・寿限無ほか」
「四谷怪談」
「万葉集」
歴史・回顧録
エッカーマン
「ゲーテとの対話」
カエサル
「ガリア戦記」
ヒトラー
「わが闘争」
プラトン
「ソクラテスの弁明」
ホメロス
「イリアス・オデッセイア」
松尾芭蕉(まつおばしょう)
「おくのほそ道」
マルクス・アウレリウス
「自省録」
ルイス・フロイス
「フロイスの日本史」
レオナルド・ダ・ヴィンチ
「ダ・ヴィンチの手記」
作者明記なし
「史記」
「ナポレオン言行録」
「日本国憲法」
宗教・神話
作者明記なし
「旧約聖書」
「新約聖書」
「コーラン」
「日本書紀」
「ブッダにことば(スッタニパーダ)」
哲学・思想
アラン
「幸福論」
アダム・スミス
「国富論」
ヴァーツヤーヤナ
「カーマ・スートラ」
岡倉天心(おかくらてんしん)
「茶の本」
カント
「純粋理性批判」
キェルケゴール
「死に至る病」
クラウゼヴィッツ
「戦争論」
ケインズ
「雇用・利子および貨幣の一般理論」
洪自誠(こうじせい)
「菜根譚」
孫子(そんし)
「孫子の兵法」
デカルト
「方法序説」
ニーチェ
「アンチクリスト」
「ツァラトゥストラかく語りき」
「人間的な、あまりに人間的な」
日蓮(にちれん)
「立正安国論」
新渡戸稲造(にとべいなぞう)
「武士道」
福沢諭吉
「学問のすすめ」
「脱亜論」
マックス・ウェーバー
「職業としての学問・政治」
マキアヴェッリ
「君主論」
マルクス
「資本論」
「続・資本論」
「共産党宣言」
宮本武蔵
「五輪書」
ミル
「自由論」
山本常朝(やまもとじょうちょう)
「葉隠」
ルース・ベネディクト
「菊と刀」
ルソー
「社会契約論」
作者明記なし
「死者の書」
「老子」
「続・論語」
社会科学・自然科学
アインシュタイン
「相対性理論」
杉田玄白(すぎたげんぱく)
「解体新書」
ダーウィン
「種の起源」
ファーブル
「昆虫記」
柳田国男(やなぎたくにお)
「遠野物語」
フロイト
「精神分析入門・夢判断」
ユング
「分析心理学・自我と無意識」
気になる本があったら、右上の虫メガネから検索してみてください。本紹介のブログを見ることができます。