投資で得られる3つの利益【投資収益編】キャピタルゲイン・インカムゲイン・株主優待

 

3種類の利益

投資で得られる利益の種類は3つ

・キャピタルゲイン

・インカムゲイン

・株主優待

 

キャピタルゲイン

売買で得られる利益のこと。

たとえば

1000円の株を買って、1ヶ月後に1500円に値上がりしたので、その株を売った。

その際の利益は差額の500円。

——これがキャピタルゲイン。

 

インカムゲイン

配当金や分配金や家賃など、保有しているともらえる利益のこと。

 

たとえば…

1000円の株を買って、1年後に5%の配当金を得た。

その際の利益は50円。

——これがインカムゲイン。


また、1000万円の家を買って、月10万円の家賃で貸した。

毎月の利益は10万円。

——これもインカムゲイン。

 

株主優待

規定数の株を保有しているともらえる特典のこと。

 

たとえば……

株を1000株買って、一年後にその企業のクーポン券が自宅に送られて来た。

それを使って商品を安く購入したり、サービスを割安で受けることができた。

——これが株主優待。

 

 

年齢に合わせて選ぶ

若年層

20代、30代は長期投資のキャピタルゲインが向いています。

 

『長期・積立・分散』で堅実なインデックスファンドがおすすめですね。

 

少額であったとしても、長く積み立てることで複利の効果を最大限に活かすこともできます。

 

中年層

40代、50代はひとまず老後に使うお金がどれくらい必要なのかを見積もってみてください。

 

キャピタルゲインとインカムゲインをうまく併用するのもアリですが、使わないお金を得るためにリスクを負う必要はありません。

 

たった10年であっても複利の効果は得られます。

(「金融庁の資産シミュレーション」で試算してみてください。どれくらいお金が増えるか瞬時に分かりますよ)

 

シニア層

60代や70代は、配当金や株主優待が向いています。

 

配当金の割合は企業によって違います。

配当金を出していない企業もあります。

 

株主優待は、QOUカードやクーポン券、企業の商品が送られて来ます。(企業によって株主優待の内容はそれぞれです。)

注意点として、配当金や株主優待はすべての企業がしているわけではありません。

 

配当金や株主優待を狙うなら事前に調べるようにしてくださいね。

 

 

儲け方に合わせて選ぶ

高く売って儲けたい

買った株を高く売る利益を狙うなら、短期投資か長期投資によって変わってきます。(キャピタルゲイン)

 

短期投資はトレーダーのような投資に。

長期投資は企業分析。またはインデックスファンドのような分散投資になります。

 

キャピタルゲインの設け方については次の項目で説明しています。

 

配当金をもらいたい

配当金と株価は関係ないので、配当金をもらいたいなら安定した株価であればいいはず。(インカムゲイン)

 

成熟した企業に配当金はよくありますので、一度チェックしてみるのもいいかも。

 

高配当株というものもありますが、その分企業の成長が見込めないデメリットがあるのでご注意を。

 

株主優待が欲しい

自分が興味のある商品・企業を狙って投資をする人もたくさんいます。(インカムゲイン)

 

企業によって、株主優待が受けれる規定の保有株数があるので事前にチェックしてみてくださいね。

 

 

キャピタルゲインの儲け方

相場の分析手法

相場の分析は2つ——「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」があります。

 

テクニカル分析は、チャートの値動きのパターンを分析して予測する手法です。

ファンダメンタルズ分析は、企業の財務状況や社会・経済・政治などのデータを分析して予測する手法です。

 

どちらが良い悪いというわけではありませんが、どちらにもメリットとデメリットがあります。

 

メリットとデメリット

テクニカル分析 ファンダメンタルズ分析
メリット ・相場の動き(チャート)を見ているだけでいい

・自分独自の売買ができる

・中期短期投資に向いている

・企業の財務データ、社会情勢に対応できる

・暴落しても動揺が少ない

・長期投資に向いている

デメリット ・現在の値動きと過去のデータが一致するとは限らない

・社会情勢に対応できない

・企業の財務データ、社会情勢が必ずしも市場に影響するとは限らない

・新しい情報、専門的知識が必要

・分析に労力がかかる

 

分析どっち?

筆者のおすすめはファンダメンタルズ分析です。

 

なぜなら、テクニカル分析だと、値動きを見て機械的に売買をすることになり、儲けても損をしても手応えが少ないからです。

 

株式投資はお金儲けとは別に、企業の応援でもあります。

 

企業の情報や社会情勢に関心を持つと経済や政治の知識が養われます。

 

僕の場合、ハッピーな未来を想像し、それを現実にする企業を探す毎日が楽しくていつもポジティブです。

 

もしもあなたが「俺はテクニカル分析派だ」というのなら否定するつもりはありません。

 

楽しみ方は人それぞれですから。

 

 

分析無しの投資

「分析は苦手だ。でも投資でお金を増やしたい」という人は投資信託がおすすめです。

 

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投資信託は、運用を投資のプロに任せるので、時間が無い人や投資にあまり興味が無い人に始めやすく続けやすいメリットがあります。

また日本、アメリカ、世界などの数百・数千の企業に分散投資するインデックスファンドは初心者が始めやすい投資でもあります。

 

最近の人気は、全世界の優良企業に分散投資する『オールカントリー(通称:オルカン)』です。

 

運用手数料が格段に安く、リスクが少ないのが特徴です。

 

もしも優良企業の業績が悪くなっても、定期的に分散投資する企業の入れ替えを行なっているので常に新鮮でフレッシュな状態でいられるのも魅力の1つです。

 

 

新NISAで非課税投資

 

2024年1月からスタートした新NISAは1800万円までの運用で得た利益は非課税です。

 

キャピタルゲインもインカムゲインも非課税です。

 

通常の課税口座(一般口座・特定口座)で投資をすると、投資で得た利益から約20%の税金がかかります。

 

100万円の利益なら手に入るのは80万円です。

 

それを考えると、投資をするなら新NISAを利用しない手はありません。

 

【新NISA 詳しくはこちら】

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投資で得られる利益 まとめ

おさらいをしておきましょう。

・投資で得られる利益の種類は3つ

「キャピタルゲイン」とは、売買で得られる利益のこと

「インカムゲイン」とは、配当金や分配金や家賃など、保有しているともらえる利益のこと。

「株主優待」とは、規定数の株を保有しているともらえる特典のこと。


・年齢で選ぶ

「若年層」は長期投資のキャピタルゲインが向いている

「中年層」は老後に使うお金を計算してみましょう。それに合わせた投資が良いかと。

「シニア層」は配当金や株主優待が向いています。


・儲け方で選ぶ

「買った株を高く売りたい」なら、短期投資か長期投資

「配当金をもらいたい」なら、安定感のある成熟した企業が良いかと。

「株主優待が欲しい」なら、事前にチェックしましょう


・キャピタルゲインの儲け方2つ

「テクニカル分析」はチャートの値動きを分析して予測する手法

「ファンダメンタルズ分析」は企業の財務状況や社会・経済・政治などのデータを分析して予測する手法

・筆者のおすすめはファンダメンタルズ分析

・「分析は苦手だ。でも投資でお金を増やしたい」という人はインデックスファンドがおすすめ


・新NISAは、1800万円までの運用で得られる利益は非課税なので検討してみるのもアリ

 

投資をしてみようと思ったとき、3つの利益の中でどれがいいか考える参考にてみてください。

 

あなたのハッピーな未来を願って。

 

ご清聴ありがとうございました。^ ^

 

 

⚠️この記事でご紹介した投資の方法や見解は一つの見方で推奨するものではありません。

投資は自己責任でお願い致します。

 

 

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よーいち

高校中退→ニート→定時制高校卒業→フリーター→就職→うつ→休職→復職|うつになったのを機に読書にハマり、3000冊以上の本を読みまくる。40代が元気になる情報を発信しています。好きな漫画は『キングダム』です。^ ^

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